Brands Hatch
ブランズハッチでのヒストリックレース。みんなかなり頑張ってるんだけど、どこかゆるく見える。いいレースだ。
先日、仕事で水俣に行き、かなり久しぶりに流しそうめんをいただきました。
あやふやな記憶だけどあやふやになるくらい昔、おそらくは小学校低学年以来の体験でした。
その頃、機械仕込みのテーブルで水をぐるぐる回して流れるそうめんが流行っていたのか、行楽シーズンに親戚などと遊びに行くと、このテーブルがどこにでもあったように思う。だけど、子供の頃から偏屈な僕は「流しそうめん」って竹から流れてくるもので、ぐるぐる回るそうめんは「回しそうめん」じゃない?って、誰にも言えないけど心の中で思っててなんだかあんまり好きになれなかった。どうも自然じゃないって思ってたようで。
だから、家でガラスのボウルに氷とともに冷やして食べるのは好きだったけど、大人になって自分の足とお金で食べられるようになっても回ってるそうめんがある所には近寄ろうともしなかった。だけど、それは意地とか頑固とかでもなくて、大げさに言うと自分と流しそうめんとのちょっとした人生のズレのような、大げさで小さな現象だったんだろう。
そうやって、かなり久しぶりに、回るそうめんとの出会い。
最高に美味しかった。ぐるぐると回るそうめんを見ながらなぜか癒されているようだった。
なんで今まで行かなかったんだろう。もはやあやふやで分かりません。ただ、また行こうと思った。
昨日、ようやく遠山昇司が帰熊したため、映画製作スタッフがファクトリーに集まった。
摺り合わせ半分、宴半分みたいなノリだったが、せっかくみんなが集まるのだからと、アメリカのボストンから今回の映画のサウンドマスタリングを担当してもらっている山内あやこさんにスカイプで参加してもらった。
マスタリングとは映像編集後に、録音した音声データを音量、音圧調整したりセリフ、音を聞き取りやすくするために時には一音、一語を編集して観客がより映画の臨場感を味わえるようにする作業とのこと。僕自身、こういう作業に触れるのは初めてのことだけど、マスタリング後はまったく音のイメージが変わり、まるで映像まで良くなったように感じてしまうほど効果絶大のテクニックだった。
山内さんはボストン在住でハリウッド映画の仕事などをされているが、「Not long at night」ではネットで音声データを送り、スカイプなどを使いながら作業を進めている。便利な時代になったものだ。
ただ、この日ばかりはみんなが食ったり飲んだりしている、うるさい映像をわざわざ早朝のボストンで眺めなければならない山内さんにとっては便利さも迷惑な話かもしれない。
そういえば、新しいトレーラー(予告編)を貼っていなかった。
いまさらですけど。念のためですけど。これは僕が撮影したんですよ。笑。
いまだに、「映画のスチールを撮ってるんですよね?」って言われるから。
わたくし、企画・撮影監督ですからね!笑
まあ、そりゃそう思いますよね、普通。ヘンなことばっかやっちゃう性分なんです。ふつうでなくて申し訳ありません。。
先日の東京からの帰り際。僕と音声の航(わたる)くんの2人で浅草から羽田空港に向かうと連絡すると、玉井夕海(たまいゆうみ)さんが渋谷から見送りに来るという。
夕海さんは「千と千尋の神隠し」でりんの声を担当したり、今回の映画「NOT LONG AT NIGHT」で主役を演じてもらっている女優さんで、また歌い手でもある。気の毒なので途中で落ち合おうとするが、東京にあまり土地勘のない僕らに気を遣ってか、結局わざわざ羽田まで来てくれた。それも、15kgはあるだろう、重いイタリア製のアコーディオンを華奢(きゃしゃ)な背中に背負ってやってきた。「お見送りに歌うね。」と言ってくれる。かねてから僕は夕海さんの歌を生で聴きたいとリクエストしていて、それを叶えてくれるのだ。
人のまばらな空港の屋上に移動して、どこかへ遠くへ飛び立つ飛行機を背景に、羽田に吹く海風の中で歌ってくれた。僕らのために歌いながらも、彼女自身に歌っているようでもあり、アコーディオンの温かくて悲しい音色が広い空港の中で僕ら3人だけを包んだ。
夕海さんはもうすぐ東京を離れ、長野の松本で暮らすらしい。この映画を終えるとしばらくは女優業も止めて、安い給料で働きながら音楽活動に専念するという。新たなステップ、不安や希望。重いアコーディオン以外にもたくさんのものを抱えて精一杯歌ってくれた。誰もが旅立つ羽田空港で。
また、ブログを空けてしまいましたね。
ご存知の方も多いでしょうが、アブダビ(Abu Dhabi)まで行ってきました。アブダビはアラブ首長国連邦(UAE)の首都になりまして、隣りがリゾート観光で有名なドバイになります。このブログを見る多くの人に分かりやすく伝えるならば、アブダビが大分市でドバイが別府市というところでしょうか。県庁所在地は大分市ですが、他県の人が多く知るのは別府市ということです。
また、距離の説明をすれば、アブダビが熊本市だとすれば、ドバイは北九州ほど。高速道路(無料)でつながっていて、速度制限は140km/h。急いでいる人は160km/hくらいで走っているのでそんなに遠くも感じません。
とにかく中東は日本から距離も文化面でも遠い国。一応、同じアジアなのですが、ヨーロッパからなら飛行機で4時間前後で行ける距離(成田からは12時間)なので、ドバイの観光客も多くはそちらの方。まして、アブダビともなれば観光で行く人はまずいないわけで、仕事で住む日本人もアブダビには200人超とかなんとか。僕もアブダビでは仕事以外で日本人と会うことはありませんでしたし、事前情報もほとんどなしでの渡航となりました。しかし、そういう環境だからこそ面白さが増します。石油大国、イスラムの厳しい戒律、日中は今の時期で40度越え、夏は灼熱の50度、そして、砂漠。おおよそ厳しいことばかりの印象ですが意外にもとても心地よく、素晴らしくいい想い出になりました。いい想い出の原因は多くて一度には語り尽くせません。
ただ、もう一度行きたい。いや、必ず行くでしょう。
好きになったものは、もっと好きになるようにしてしまう性格ですから。
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